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今日、タロウは初めて同年齢の集団の中でものを食べる、という機会を得ました。
もちろん私にとっても初めての経験でした。
ついに現実が来たか、というのが実感です。

思うことがまとまらず長くなってしまいました。
ご迷惑でなければ読んでいただけますと幸いです。


タロウは次男坊です。
私にとってアレルギーっ子はタロウが初めてですが、
『人間を育てる』という意味では長男であるにぃにぃの子育てが初めてです。
私はタロウの食べること以外に関してはどちらかというとのらりくらりと過ごしてきました。
お友達付き合いと言いましても全てお兄ちゃんにくっ付けてのお付き合い。
相手のママさん方も子育てはにぃにぃの年齢まで経験なさっている方ばかりです。
おまけにタロウの見た目がひどい状態から知って下さっているので、
お宅にお邪魔してのおやつタイムもタロウが物事が分かり始める頃には
既にある程度の配慮をして下さるようになっていました。

今日、この春からタロウと参加している子育て支援サークルで、初のお茶タイムがありました。
お茶菓子とお茶をいただきながらのお喋りタイムとお聞きしていましたので、
主催者側にアレルギーがあること、持参したお菓子を食べさせていただきたいことは
事前に伝えてありました。
タロウにとって同年齢の集団の中で「自分だけが食べられない」初めての機会です。
悩みましたが事前には特に何も伝えず、お菓子をこっそり持参して参加しました。

そしていよいよお茶タイムです。
それがなな何と!出て来たのはパン!だったのです。
サンドイッチ他、パン屋さんのパンがずらり。
パンバイキング状態です。
その横に果物が少し並びました。
出て来たパンのお皿に群がる子供たち。
当然のように走り出そうとしたタロウを引き留めて言いました。
   「ここのパンはね、タロウは全部食べられないの。
    食べるとコンコンが出たり痒くなったりするの。
    だからあっちの果物食べよう。
    あとは母さんがお菓子持って来てるから、それ食べよ。いい?」
一瞬タロウは固まりました。そして泣き出しそうな顔をして、
   「だっておうちでパンたべてるじゃん!」と。
   「あれはね、タロウが食べられるように、小麦粉も卵も入れないで
    母さんが作った特別なんだよ。
    だからね、今日のパンは食べられないの。」
胸がいっぱいになりました。
「ごめんね」だけは絶対に言うまいと決めていました。

タロウのアレルギーのことを知って下さっているスタッフの方が、
タロウの食べられるおせんべいを持って来て下さいました。
でも差し出されたそれを、タロウは頑なに受け取ろうとしませんでした。

少しの間を置いて、
   「じゃあバナナたべる。」
とバナナを取りに行き、食べました。
1/4本ほどに切ってあるものをさらにもう1切れ、食べました。
そしてさらに1切れ、・・・1本近く食べたことになります。

実はタロウはバナナは解除したばかりです。
生後数ヶ月の頃に激しい嘔吐と全身の蕁麻疹が出て以来除去してきましたが、
ごくごく最近1/3本ほど食べられるようになりました。
ですから今日のバナナの量は私としては避けたかったのです。
でも私には止めることができませんでした。
バナナに関しては症状が皮膚症状だけだと分かっていたこと、
食べ過ぎたことによって蕁麻疹が出ても、それはタロウに経験し実感させる
いい機会になるだろうという思い、それらを私自身への言い訳にしました。

しばらくバナナを食べ満足したのかその後はパンを食べたがることはなく、
私のそばで持参したお菓子を食べてくれました。
一緒に参加していたお友達にも分けてあげ、その子が「おいしい♪」と
食べてくれたことも嬉しかったようです。
そして食べ終わり一言、
   「またタロウがたべれるパンちゅくってね♪」
涙がこみ上げて来ました。

これからもっともっといろんなことが起こると頭では分かっています。
「その時」に備えて自宅でも私なりにちゃんとタロウに説明しているつもりです。
でも実際に起こったことが初めてで、表現し難いたまらない気持ちになりました。
これがこの子の現実なんだ、と改めて思い知らされた気がしました。

タロウは既に3歳半、幼稚園の年少さんの年齢です。
こういう機会を与えるのが遅すぎたと反省しています。
今まで子育ての忙しさを口実に、現実と向き合わせることを避けて来たのかも知れません。
タロウを最善の道に導けるよう、頑張って行こうと思います。


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